日本機械学会論文集に最新の研究論文が採択されました.

日本機械学会誌会誌編集委員会からの推薦(招待)を受けて投稿した研究論文が同誌12月号に採択掲載されました.この研究論文は2022年に金沢市で開催された第14回生産加工・工作機械部門講演会における研究発表が基礎となったもので,発表後に頂戴したご助言等を参考に研究を進めて約半年の査読プロセスを経て掲載となりました.母国語の査読は繊細な問(とい)による深い議論ができ大変勉強になりました.感謝申し上げます.

スマート超砥粒ホイールを利用した研削加工のホイール負荷のテレメトリーモニタリングと工具工作物間インプロセス速度制御加工について  柳原 聖

本研究は科研費番号19K04267により実施されました.

第14回生産加工・工作機械部門講演会にて柳原が講演しました.

首題の講演会にて下記の題目にて講演発表しました.機材トラブルがあり時間が不足してしまいましたがご議論いただいた先生方に御礼申し上げます.

スマート超砥粒ホイールを利用した研削加工のインプロセス計測制御に関する研究
ホイール負荷モニタリングとその制御に関して)

砥粒加工学会学術講演会ABTEC2022にて磧君が研究発表しました.

専攻科2年磧君が下記の講演題目にて研究発表をしました.
工具ー工作物間速度インプロセス可変研削法の研究 ー工具速度制御とその効果ー
質疑応答では比較的ポジティブで充実した議論ができ我々としても手ごたえを感じました.ご議論いただいた先生方に改めて感謝申し上げます.

日本機械学会年次大会にて横山君がオンライン研究発表をしました.

専攻科1年生の横山君が5年生の卒業研究Ⅱから現在まで取り組んでいる内容について発表をしました.ご議論等ありがとうございました.
固定砥粒加工工具を用いた表面構造制御研究-ピストンスカート部への梨地面形成とその効果-
横山昴 柳原聖
https://confit.atlas.jp/guide/event/jsme2021/top

砥粒加工学会学術講演会ABTEC2021にて磧君がオンライン発表しました.

専攻科1年生の磧君が4年生の後期の卒業研究Ⅰの授業にて取り組んだ内容について発表をしました.初めてのオンライン発表でコチコチだったようです.ご議論等ありがとうございました.

固定砥粒加工工具による梨地面加工の研究―金型シボ加工への適用―
磧駿太朗  柳原聖 土屋健介
http://www.scoop-japan.com/kaigi/abtec/

工作機械技術振興財団奨励賞に横山君の研究論文が選ばれました.

専攻科1年の横山昴君が発表した5年生のときに日本機械学会九州支部卒業研究発表会にて発表した講演論文が上記の賞に選ばれました.詳細は下記リンクにて.
突然の朗報でしたが,何よりも地方講演の論文にまで目を通されていることに研究室一同びっくり!しました.
https://www.ariake-nct.ac.jp/award-info/2021/07/16214.html

有明新報に研究室の話題が採り上げられました.

研究室に72年前の精工舎製(現SEIKO)の壊れた機械式柱時計が寄贈されたことから鍋島・井上が1年がかりでぜんまい機構の設計指針を得ることを目的として調査研究し,その再生を試みました.調査の結果古時計は歯車が壊れていたためCADで再設計製作し動態保管できることになりました.再生エネルギーへの注目が集まる現在,電池以外のエネルギー貯蔵法として機械式バッテリーの利用にも期待が集まっています.その利用ノウハウを得ることも本研究の目的の一つです.
※本研究の一部はR2年度校長裁量研究経費により実施されました.

再生した柱時計を前に江崎校長に報告をする鍋島君

記事はこちらから電子版を購入できます.3月30日付 有明新報5面
http://www.shimbun-online.com/product/ariakeshimpo0210330.html