特別講演 フロリダ大学山口ひとみ教授

メカニクスコース5年生,4年生,専攻科生に,アメリカ合衆国フロリダ大学機械航空宇宙学科教授の山口ひとみ先生の特別講演を開催しました.

山口先生は機械工学がご専門で,中でも磁気を援用した超精密研磨技術のご研究で世界的に著名なメカ女教授でいらっしゃいます.

4年制大学に進む女子学生が少なかった時代に工学部に入学され,しかも機械工学科です.ある種地図のないフロンティアに足を踏み入れることに等しかったのではないかと思われますが,そのような環境をどのようにしてEnjoyされてきたのか?

その秘訣をご講演から学ばせていただく機会となりました.

先生のエネルギッシュなご講演の前後には「学生さんとの交流を是非とも」とのご意向もあり,メカニクスコースの専攻科生との昼食会やラボツアーを楽しんでいただきました.

山口先生のプロフィール(フロリダ大学のサイトにリンクしております.)

令和5年度専攻科修了式&本科卒業式コースの会

令和5年度の専攻科修了式,本科卒業式が行われました.その後会場の体育館にて,メカニクスコースの会が実施されました.専攻科生3名,本科41名,それぞれに学位記,卒業証書等がコース長より授与されました.証書を授与された学生からはひとことスピーチがあり,そしてコース長挨拶,担任挨拶がありそして在校生代表松田君からの送辞を受け,最後に保護者代表立川様からのご挨拶を頂戴しました.
コース総代 木付和香子さん
日本機械学会畠山賞 山崎慎之助 君 
成績優秀賞 藤井綺凜 さん  

4,5年担任の岩本先生,学校では青年後期の若者,ご自宅では少年少女と公私にわたる若年層のご指導,大変お疲れ様でした.

メカエンジニアセミナーXmasスペシャル

ユメノチカラ Vol.2 -オフロードバイク開発編-

オフロードバイクで速さを競うモトクロスという競技において,世界で最もレベルが高いといわれて
いるのが全米モトクロス選手権です.この選手権で今年(2023年),ホンダCRFという日本のバイクが全米タイトルを総なめにする快挙を成し遂げました.

https://honda.racing/ja/ama-sx/post/2023-compilation(別サイトが開きます)

この車両開発においてプロジェクトを率いたのが某高専OBでもある森田匡人様(写真中央教壇前)でした.

 ご講演ではライダーの夢に共鳴し内外を問わずグローバルにエンジニアたちと協力し如何にチャンピョンマシンを創りあげたかについてコース学生にお話しいただきました.

#ちなみにこのオフロードバイクの試作開発は熊本県の本田技研熊本製作所の敷地で行われています.

Start of after corona 4m創造設計基礎演習

4年生 メカニクス,情報システム,建築の3コース合同科目 創造設計基礎演習において
東京大学生産技術研究所から土屋健介准教授をお招きし「発想の方法」という授業を開催していただきました.※この3年間はオンライン授業であったため,土屋先生には実に4年ぶりで授業のためにご来校いただきました.

イノベーションは恥ずかしがったりしないでまずは思いついたアイデアを口にしてみることから始まる.授業からはそのような学びを得ました.

令和5年度始業式

令和5年度が始まりました. 5M担任は岩本先生 副担任は柳原先生,4M担任は坂本先生 副担任は原槙先生, 3M担任は篠崎先生 副担任は明石先生, 専攻科への連絡等は専攻科委員の南先生が担当されます.また実習では古賀つかさ先生が産休から復帰されます.

メカエンジニアセミナー文化の日スペシャル

ユメノチカラ ー世界一速いバイクを創った経験からー  本田技研工業(株) 吉井恭一様
世界一速いライダーは誰か?を決める世界選手権MotoGP.その選手権にホンダは2000年から2006年までV型5気筒というユニークなエンジンを搭載したバイクを開発しライダーに提供していました.
吉井様は同社MotoGpプロジェクトにおいて2004-2006年までプロジェクトリーダーを務められた方で2006年にチャンピョンを獲得されます.
世界中の人々の夢を背負ったプロジェクトを完遂するためにエンジニアとしてどのような心持でライダーやチームをサポートされ心を一つにまとめられてきたのか ?
4M,5Mの将来のために世界一に関わる喜び,世界一を創る喜び,世界一を届ける喜びをご経験からをお話いただきました.

追記 当日はご自身が開発とりまとめをされたCBR1000RR(SC59型)にて颯爽とご来校されました.

ありたむ22マスコット

第四回ありタムフェスタが開催されました.

10月29日から30日にかけてありタムフェスタが開催されました.昨年までは学内のみの限定開催でしたが,今年は31日のみ1学生2名まで招待できる行事となりました.
メカニクスコースはピタゴラスイッチ,キッキングスナイパー,VRジェットコースターを展示して,学生諸君が来場客の皆様をおもてなししました.
製作準備においては活動時間の制限があるなど例年にない苦労を学生,特に5年生は味わっていましたが,各セクションでできるかぎりのおもてなしをしていた様子が多く支持されたようで最優秀賞を頂戴しました.

5M教室0407

R4年度始業式(校内配信)

令和4年度の始業式がMicrosoft Teamsを利用して校内ブロードキャストされて実施されました.

3m教室0407
3m教室 担任は坂本先生 副担任は伊野先生
4m教室0407
4m担任は岩本先生 副担任は南先生
5m担任原槙先生
5m担任は原槙先生 副担任は 柳原先生 

アイキャッチ画像は5mの教室ですが,掲示板にご注目ください.何も掲示物がありません.これは担任の原槙先生が中心となって学生サービスのデジタル化(DX化)に取り組まれているためです.学生は連絡をmoodleというLMS(Learning Management System 学習管理システム)を利用してスマホやPCを利用して受け取ります.メールのような一方的なやり取りではないため連絡の受け取り状況も確認でき保護者にも好評です.今後は下の学年のほうでもこのようなDX化による見える化をすすめて参りたいと思います.

R3年度専攻科修了式本科卒業式が挙行

R3年度専攻科修了式ならびに本科卒業式が挙行されました.卒業式後のコースの会では式辞で南先生が本年の専攻科生は本科のときに新型コロナで卒業式が延期,その後中止となった学年であり改めて卒業式を挙行したような気分になれたとのお話をされているのが印象的でした.

卒業式後は今年の本科メカニクスコース卒業生から記念に中庭用の壁掛け時計が寄贈されました.中庭用の壁掛け時計はもともと機械工学科時代の卒業生から寄贈していただいたものがあったのですが,一昨年の台風で落下破損して修理不能となってそのままでした.なんとなくいつもの中庭の景色にポカンと穴があいたような感覚があるという声を先生方等から耳にしておりましたので助かりました.ありがとうございます.

ご卒業生のご活躍を期待しております.