平成28年8月9,10日に長岡技術科学大学で高専−長岡技科大(機械創造工学専攻)教員交流研究集会が開催されました.9日はパネルディスカッションとワークショップ,10日は技学セミナーでした.技学セミナーは,基調講演と長岡技科大学生と高専生によるポスター発表会で,12高専から17名が参加しておりました.当校からは機械工学科5年生の坂口大地君,坂口昌也君が参加しました.坂口大地君の発表テーマは「技術者の安全資格に関する調査研究」,坂口昌也君のテーマは「作業員の行動特性の工学的測定方法に関する研究」で,前日まで苦労して作成したポスターを前に大学教員や学生に説明をしておりました(写真).ポスター発表の全参加人数は大学・高専合わせて53名と盛況でしたが参加者の8割は修士や専攻科の学生,教員であり,本科生の若々しい発表の様子は周囲の注目を集めていました.2人とも約1時間30分の発表の間中休憩も取れなかったようですが,「真剣な質問をされたことで研究の大切さと成果発表の意義を体感できた」「聴講者や質問者とのコミュニケーションの仕方は随分勉強になった」「大学生や他の高専の研究内容に接することで研究の幅の広さと奥行きの深さを感じることができた」などの感想を持ったようです.
 坂口昌也君 坂口大地君
長岡技科大で大学生・専攻科生に混じって研究発表を行う機械工学科5年生(8月9日)
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